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The Builders of LsL Instruments Vol.1
LsL Instrumentsで働くクラフトマンの紹介。

Vol.1はLsLのフレット行程、最終組み込み、セットアップを行うアヴィ・シャバットです。



e0257010_16331875.jpgプロフィール:
アヴィ・シャバット(Avi Shabat) 1978年イスラエル生まれ。国防軍除隊後にレコーディングスクールで録音技術を学び、レコーディングエンジニアとして活動。その後にアグラナティ・ギタークラフトスクールでギター製作の基礎を学ぶ。2007年にアメリカへ移住。ロサンゼルスのリペアショップ勤務を経てランス・ラーマンに出会う。


〜Interview〜


--まず、あなたのプロフィールから教えて下さい。出身はどちらですか?

1978年にイスラエルで生まれました。アメリカへは2007年に移住しました。今年で在米4年になります。


--ギターを弾き始めたのはいつ頃でしょうか?

10歳の時に父親にクラシックギターを買ってもらったのがきっかけです。2年くらい経って、今度は日本製のアイバニーズのエレクトリックギターを買ってもらい、友達とバンドを組むようになりました。その後、16歳の時にレコーディングに興味を持ち始め、4chのマルチトラック・レコーダーを手に入れて自作の曲を宅録するようになったんです。その頃にベースも始め、マルチトラック・レコーディングにのめり込んでいたのですが、1996年から3年間、徴兵でイスラエル国防陸軍に従軍しました。退役後はレコーディング技術を本格的に学びたくなり、イスラエルのレコーディング・スクールで2年間、音楽録音の専門知識や放送番組制作の音声技術について学びました。その学校を卒業後は約6年間、プロのレコーディングエンジニアとして活動し、何人かのアーティストのレコーディングを手掛けました。実家には今でもスタジオがあり兄弟が運営しているんです。


--レコーディングエンジニアからなぜギタークラフトマンになったのですか?

e0257010_18162260.jpgレコーディングエンジニアの仕事で生計を立てていた2004年頃、たまたまドイツへ行く機会があり、とある楽器店で5弦ベースを買ったんです。またアイバニーズの(笑)。その頃にはもう自分はベースプレイヤーだと思っていて、ドイツで手に入れたその5弦 ベースを意気揚々とイスラエルへ持ち帰ったわけです。ところがそのベース、しばらくするとネックが反ってしまってトラスロッドを調整しても直らない。よくよく調べてみるとネックに仕込んである2本のトラスロッドが両方とも内部で折れていたんです。以前から欲しかったベースだったのでこれは相当なショックでした。なんとか自分で直せないかと思って、交換用のネックをあちこち探してみたのですが見つからない。メーカーへも電話で問い合わせてみたのですが言葉が通じない(笑)。そうこうするうちにある人物に辿り着いたんです。その人物、実はイスラエルに初めてできたギター製作学校の創設者で、「生徒になればそのネックを自分で修理できるし、新しいベースの製作もできるようになる」と勧誘するのです。

--それでその学校へ?

そう(笑)。学校の話を聞いて「これでやっとネックが直せる!」とワクワクし、入学することにしたんです。なんとその学校、 入ってみたら自分が最初の生徒でした(笑)。 入学後、まずはトラスロッドが折れた5弦ベースのネックを修理しました。 フィンガーボードを外して折れたロッドを溶接して。最終的にそのネックはフレットレスになりましたが(笑)。そして、別にもう1本5弦ベースを製作したんです。その頃、自宅でレコーディングスタジオも維持してい ましたが、工作機械も揃えてギターワークショップを併設したんです。そこでギターとベースを何本か製作しました。
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--卒業後はどうされたのですか?

アメリカの友達に会うために、旅行でアメリカへ来ました。「ギタークラフトを職業にするならアメリカでやってみたい」という思いもありましたし。そのことを友達に相談してみたら「この国に馴染めさえすれば何とかなるんじゃない?」って事になって(笑)。それで一旦イスラエルへ戻った後、アメリカへ渡る一大決心をしました。2007年のことです。

--渡米後どうやって仕事を探したのですか?


ロサンゼルスへ来てすぐの頃は、なんとかギター産業に関係のある仕事を得ようと必死でした。そしてハリウッドのサンセット通りにあるリペアショップで職を得ることができたのです。フレット周りのリペアを主に担当していましたが、仕事が多くて追いつかず工具と修理品を自宅に持ち帰って作業した事もありました。その割には薄給でしたね(笑)。だからギターリペア以外にサウンドエンジニアの仕事も始めるようになりました。ハリウッド界隈のライヴハウスやリハーサルスタジオでPAのオペレーターをやって生計を立てていましたよ(笑)。

--いわゆる下積み時代だったのですね?

そう。そんな状態が一年くらい続いたのですが、最初のリペアショップを辞めて別のギター・テックの下で働きだした頃、その人物がランス・ラーマンの知人でランスに出会ったのです。

--その頃LsLは既に存在していたのですか?

初めてランスに出会った頃、彼はLsLを立ち上げる準備を進めていて、当時はまだガレージで仕事をしていました。暫く後でLsLがギターメーカーとして本格的に創業する事が決まり、私に声がかかったわけです。LsLでも最初の従業員としてランスの下で職を得られたことはとても幸運でした。

--LsLのプロダクションの中てにおいてギターを製作する上でこれまでの経験は生かされていますか?

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もちろん。でもランスから学んだ事の方がはるかに多いし、まだまだ教わるべき事がたくさんあります。LsLに入る前からギターを作る方法は知識として知っていましたし多少の製作経験もありました。でも「本当に良いギターを作るための技術」は LsLでの経験で身に付いてきたものだと思います。ランスの凄いところはプロダクションの全てについて精通していることで、彼の知識は「広くて浅い」や「深くて狭い」のではなく「広く深い」のです。木材なら木材そのものの性質や音響特性、木工なら加工技術や技法、 塗装ならその工程について、各々の分野で秀でたクラフトマンは多くいますが、ランスはそれら全てにおいて豊富な経験と知識があり、その経験に基づいた技術を持っています。 だからプロダクションの全体を隈無く把握しながら製作を指揮することができ、設計や製作過程においてクリエイティヴで斬新なアイデアが生まれるのだと思います。LsLで働き始めて以来、木工やサンディング、塗装、組込みなど全ての工程をひと通り経験しましたが、その全てにおいて彼から実に多くの事柄を学びました。他方、LsLにはそれぞれの担当者が自由に発言できる環境があり、例えば作業のやり方について独自のアイデアを思いついた場合など、良いアイデアが出ればランスはそれを受けいれてくれます。実際にエイジド加工の方法などでは担当者のアイデアが採用されたケースが少なくありません。ランスから多くを学びながら自分の経験やアイデアを生かすことができる環境はありがたいですし、仕事にやりがいを感じますね。

--現在の担当作業はどの部分になるのでしょうか?

ファイナルアッセンブリー、フレットワークとファイナルセットアップを担当していて、出荷するほぼ全てのギターの最終チェックを行っています。品質管理の面で非常に責任の重い仕事です。もちろんランスも最終チェックを行いますが、今のところLsLが出荷するほぼ全てのギターを私が最終調整を行っています。

--担当作業の中で最もこだわっていることはなんですか?

e0257010_18382621.jpgたくさんあります。フレットについて言えば、レベルが完全であることはもちろん、クラウンの形成やエッジの形状など、個々のギターにおいて可能な限りベストな状態に仕上げることを心掛けています。エイジド加工を施したギターであってもフレットは曇りのない鏡のように磨き込み、フィンガーボードのラジアスやローズ指板の表面の感触などとあわせ、ネックを握ったときの感覚を大切に考えています。セットアップについては、当たり前ですがイントネーションの正確さを追求しています。弦高は 7-1/4 インチのフィンガーボード・ラジアスにおいて可能な限り低く調整しています。ナット溝の形状にも充分注意を払っています。安定したチューニングを維持するのために考えられる全ての要素について配慮しています。

--個々のギターでセットアップの均一性に ついて留意していることはありますか?

まず、ボディやネックが正確に加工されていなければ正しく均一なセットアップは行えません。塗装や各パーツの加工についても同様です。各々のコンポーネンツが最終的には私の作業台に届き、私はそれを組み上げてセットアップするのですが、セットアップ以前に各コンポーネンツが正確に仕上がっていることを最後に確認するのも重要な事なんです。そういう意味では「セットアップ」というひとつの工程だけに注意を払うのではなく、製作工程の全体を常に把握することによって セットアップの精度と均一性を維持するように心掛けています。

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--新品のギターに対するエイジド加工の意義について、個人的な考えを聞かせて下さい。

個人的には、まず「見ため」がかっこいい(笑)。ただ LsL でやっているエイジド加工は見ためだけじゃなくて、あくまでも「感覚」が目的なんですよ。だからエイジド加工の程度に関係なく、手に取ってしっくりくる感覚を大切に考えています。個人的にはあまり過度なエイジドは好みではありませんが、新しいギターなのに「手にした時に尖った感じがしない」というのは楽器として重要なポイントだと思います。新しいギターを自分に慣らすために「ギターを馴染ませる」必要はないのです。「手にして心地よい感覚」を実現するひとつの方法がエイジド加工だと思っています。

--最後に、あなたが考える「LsLとは?良いギターとは何か?」を教えて下さい。

LsLのギターの上から下まで、このワークショップで働くスタッフ全員がベストを尽 くして製作しています。この会社のスタッフは皆家族のような存在なのですが、それぞれの担当者が常に向上心を持っていて、より良い楽器を作るための新しいアイデアを考えることに余念がなく、またLsLというメーカーには良いアイデアを取り入れていける自由さがあります。LsLのギターには我々の情熱がこもっているのです。その結果として、LsLのギターはプレイヤーに対してフレンドリーであり、大量生産で作られてお店の壁に飾ってあるギターにはない暖かさがあります。美しいギターは沢山ありますが、LsLのようなギターは少ないのではないでしょうか。これが私の考える良いギターの定義だと思っています。






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by zenbujapan | 2011-11-21 19:11 | LsL Instruments
Rock boxペダル
世界中のプロギタリストの間で話題のロックボックス。
エフェクターブックに広告が掲載されます。

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まず、発売以来不動の人気を誇るボイリングポイント。

ダイオードによる3モードのサウンドキャラクター切り替え(右側スイッチ上から:プレキシ/クリーン/オーバードライブ)、サウンド太くするベースブースト(左側スイッチ)、Gain,Drive,Toneの各ツマミによって様々なセッティングが可能です。マイケル・ランドウやロベンフォード、トモ藤田等も愛用中。

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次にレッドドッグ。
こちらはシンプルなGainとDriveのみのオーバードライブ/ブースター。
ボイリングポイントよりはエッジが効いたサウンドデザインです。歪み量はボイリングポイントより少なく、その分、ピッキングニュアンスやギター本体のコントロールで様々な音の表情を作る事が可能です。クリーンブーストから歪み始めるくらいで心地よいドライブ感があり、演奏はもちろん音作りにシビアなプロギタリストに選ばれる理由がクオリティの高さを物語っています。


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そして、最新機種のベイビーブルース。
2011年のNAMM showで発表され、4つのスイッチを備えたディストーションです。特にハムバッカーピックアップとの相性が良く、きめ細かな歪みながらもファットで多彩なコントロールはスタックアンプのサウンドと「遜色のないクオリティ」があります。こちらもダイオードによるクリッピングモードを2種類搭載。(右側スイッチ)
さらに、全体のブーストスイッチとハムバッカーの太さに輪郭を際立たせサウンドを前に押し出す事が可能なトレブルブーストを搭載しています。(左側スイッチ)
小音量時でも"アンプフルテン"を連想させる唸るようなサウンドは体験していただかないと上手くお伝えする事ができません。

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プロギタリストによるコメントはこちら→http://www.zenbu-jp.com/index.php/subcategory/items/82

ロックボックス製品がお試しいただける全国の楽器店はこちら→http://www.zenbu-jp.com/index.php/search/info/12
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by zenbujapan | 2011-11-18 12:35 | 未分類
KLUSON DELUXE新製品
ギターの歴史と共に歩み、世界中でマシンヘッドの代名詞となったクルーソンデラックスより新製品が発売になりました。

1960年のレスポール、1960年〜1964年頃のES-335やSGなどGibson系のギターに搭載されていたダブルリング、シングルラインのキーストンタイプ。ヴィンテージではこの時期までのパテントナンバーが刻印されていますが、このモデルよりパテント刻印がなくなります。
シャフトサイズは1/4 inch(6.35mm)、ブッシュ外径もヴィンテージと同様のサイズ(実測8.8mm)を採用し、世界的に標準とされるGotoh製との互換性もOK。

KLUSON 3 PER SIDEシリーズではこのモデルの発売により、年代に合わせた様々な仕様をお選びいただけるようになりました。

品番:3 per side / PB / Nickel /DRSL(スリーパーサイドピービーニッケルディーアールエスエル)
価格:¥11,550
JAN:4560229636306

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by zenbujapan | 2011-11-17 15:02 | KLUSON DELUXE
Saticoy / DeSoto Blueについて
出来合いのネックやボディを使用せずに全て自社で加工を行う事で素晴らしいサウンドクオリティを誇るLsL。リアルなエイジド加工も高い評価を得ています。
そんなLsLギターにはオリジナルのモデルネームが採用されており、それはカリフォルニアの地名に由来します。

例えば、ストラトモデルに名付けられた「Saticoy "サティコイ"」。

これはカリフォルニア州の通りの名前がそのままモデル名になっています。
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カラーバリエーションも豊富なLsL、「DeSoto Blue"デソト・ブルー"」と名付けられたカラーもカリフォルニア州の通りの名前でした。

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De Soto Ave.から眺める澄み渡る青い空のイメージがそのままカラーリングされているのですね。


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by zenbujapan | 2011-11-11 13:36 | LsL Instruments
The EFFECTOR BOOK Vol.14
シンコーミュージックエンタテイメントよりThe EFFECTOR BOOK Vol.14が2011年11月30日に発売になり、その中にRockett Pedals(ロケットペダル)が試奏および開発者インタビューが紹介されます。

ロケットペダルはアメリカ・コロラドに工房を構えるハンドメイドエフェクターブランドであり、プレイヤーでもありエンジニアでもあるジェイ・ロケットにより設計・開発が行われています。

歪み系のラインナップは6機種と多く、それぞれに個性とこだわりが感じられるペダルです。
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左上より アニマルオーバードライブ、レモンエイド(ブースター)、チキンスープオーバードライブ
中段左より ブルーノートオーバードライブ、フレックスオーバードライブ、テントンハマー(ディストーション)
下段 ジョススミス デュアルトレモロ

Josh Smithジョス・スミス



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by zenbujapan | 2011-11-04 17:58 | お知らせ



For the discriminating guitar enthusiasts.
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